現在私は、サンセバスチャンでフードビジネスを展開している日本人経営者の下でアシスタントとして働いている。


名目上は経理、ソーシャルサービス管理、諸々のメールや文書の翻訳、場合により通訳が業務内容だが、店が忙しいときには給仕もする。


店の売り上げを増やそうと思ったら、来店客のニーズや満足度、店のサービスの改善点etc...を知らなけれはならないが、これは実際に現場に出る以外に知る方法がないと言っても過言ではないと思う。


給仕をしながらお客様に接することで初めて分かること、売上成績表など数字を見ただけでは絶対にわからないことが山ほどあるからだ。


コロナ禍のロックダウン解除後に営業を再開したものの、未だに週末のみで会社は政府による自営業救済金の一部を受け続けている。


最もダメージを受けたセクターのひとつ、飲食業では現在でも元通りの100%営業戻せないでいる店が多い。


要するに、被雇用者をすべてフルタイムで働かせると決めた時点で政府からの救済金は放棄しなければならず、社会保障や給料の100%支払いが発生するため、収益が上がるかどうかもわからないのに誰もそんな危険な橋は渡りたくないのだ。


こういった事情から今のところわが社も週末だけの営業だが、6、7月再開後の滑り出しは好調であった。


観光客なし、地元民もバケーションで不在で落ち込んだの8月は売り上げを挽回せねばと奮闘中の今月はというと、ありがたいことに客足は良く、怒涛のような週末を終えるとくたくたで月曜日は何もする気にならないほどだ。


ところが、である。


今週から木曜夜も営業を決め、準備を進めていた矢先に給仕係の娘から「PCR検査でボーイフレンドに陽性反応が出た」と連絡が入った。


うわ、ついに来た、恐れていたことが。


「自分はいたって元気だが週末は彼に会ったから、PCR検査は受けた。明日には結果が出る」と言う。


さあ困りましたね、もうこうなったら彼女が陰性であることを祈るしかない。


先週末一番接触が多かったのはたぶん、ボーイフレンドの次に私だろうから(混雑時のサービスは本当に目まぐるしく、給仕係をしている者同士がぶつかることを避けて相手の体に触ってしまうことが結構ある)彼女が陽性だったら、私も感染している確率が大。


PCR検査を受けた段階で結果はどうであれ10日間、陽性だった場合は最低2週間は隔離生活を送らなければならない。


あくまで感覚的に言わせていただくと、現時点でのコロナは相変わらず感染力はパワフルだが、罹った人たちの症状は当初よりかなりマイルドになっている気がする。


だから私が感染で恐れているのは病気そのものではなくて、個人的にも会社経営の観点からも、それによって被る経済的打撃である。


嗚呼。。。


というわけでなんだか気分が晴れないので、誠に勝手ながら準備していたレシピ紹介はお休みさせていただく。






corona-地球


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