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スペイン人が揚げ物好きであることは、もう何度もこのブログで書いてきたが、揚げ物と切っても切り離せないのがパン粉である。


スペイン語でいうと パン・ラジャード (pan rallado) 、スーパーやパン屋で購入できるのはこんな感じのものだ。

pan rallado

これが、いかにも「固くなったバゲットを機械で徹底的に粉砕しました」といったもので、衣にするときめが細かすぎて、どうもサクサク感に欠ける。

pan rallado 1

最近ではスペイン人も日本のパン粉の素晴らしさに気付いて(かどうかは知らないが、たぶんそうだろう)pan rallado japonés あるいは Panko の呼び名で知名度が上がってきていると思う。


しかしまだまだ近場で簡単に手に入れられるものではないし、値段が張るものなので、私は専ら市販の安い食パンをフープロでガーして自家製パン粉を作っている。


これが中々美味しくて、コロッケなど作るとスペイン人にも必ず褒められる。


話は少々脱線して申し訳ないが、スペインで市販の食パンといえば「貧乏パン」と「金持ちパン」だということはご存じだろうか?


なんのこっちゃ?と思われた方もいるかもしれないので少し説明しておく。


最近では市販の食パンも結構バリエーションが出てきたけれど、私がスペインに住み始めた当初こちらで食パンと言ったら、ほぼBIMBO(ビンボー)グループの「pan BIMBO」か panrico(パンリコ)グループの「panrico」( ”rico” はスペイン語で ”金持ち” の意)かの選択肢しかなかったのだ。


二つのメーカー名のことを当時、在住日本人大先輩だったピアニストのK子さんに教えてもらって、たいへん愉快に思った、それだけの話デシタ。


ちなみにBIMBO(ビンボー)グループはメキシコの企業であり、バルセロナが本拠の panrico(パンリコ)グループの "rico" は ”金持ち” に由来するのではなく、メーカーの正式名称 Panificio Rivera Costafreda S.L. の下線部分をつなげたものである。


話を本題に戻そう。


というわけで、いつも私が自家製パン粉作りに使っているのはこちら↓

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1パック1ユーロのお買い得商品(いつも1ユーロです)、こちらの食パンは日本のものよりだいぶ小ぶり(きっかり10㎝x10㎝)で日本でいう1斤ケースよりずっと長いケースで焼かれたものが長々と袋に収まっている。



これをフープロにかけてガーするだけで、出来上がりである。


荒く砕いてオープンに入れて軽く焼く(乾燥させる)という手順を踏むとさらに日本のパン粉に近づくのだろうが、私は面倒なのでそんなことは一切やらない。


バットにあけて放置しておけば、スペインの気候だと良い感じに自然に乾燥してくれる。


で、なぜこれが ”魔法の” パン粉なのかというと、これが決して悪くならない、気持ち悪いほどよく保つからだ。


なんだか「マクドナルドのハンバーガーが決して腐らない」という風評が頭をかすめないこともないが(笑)ま、そういう意味でも大量に作り置けて非常に重宝している。



とまあ、今回はスペイン在住でない方たちには分かりづらい内容だったかもしれないが、次回はこのパン粉を使ったレシピを紹介しようと思っているので、お許しいただきたい。


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